日本のみならず、今や世界中を席巻しているKPOPアイドルたち。昨今では日韓アイドルグループも多数誕生し、欧米にも進出するなど目覚しい活躍を見せています。

そんなKPOPアイドルたちはどのように生まれ、プロデュースされているのでしょうか。今回は、KPOPを語る上で深く関係する芸能事務所について解説します。

今後KPOPアイドルのオーディションを受けることを視野に入れている人にも役立つかと思います＾＾

韓国の主要な芸能事務所は4つ

KPOPの黎明期は、90年代初め頃。それまでは演歌・歌謡曲「トロット」が音楽界に根付いていましたが、92年にデビューした男性3人組ヒップホップグループの「ソテジワアイドゥル」が一世を風靡。KPOPのベースができました。

その後、韓国で歌手や司会、実業家という多彩な活動で「文化大統領」と呼ばれていたイ・スマンが95年にSMエンターテイメントを設立。96年にはYGエンターテインメントやJYPエンターテインメントも誕生し、KPOPアイドルの隆盛期を迎えます。2000年頃にはSMエンターテイメントと日本のエイベックスや吉本興業がタッグを組み、BoAや東方神起を日本でヒットさせました。2005年にはBTSが所属するHYBEが誕生しています。

KPOP界の大手4大事務所を紹介！

ではここからは、先に挙げた大手事務所を紹介します！

SMエンターテイメント

数多くの有名なKPOPアイドルを輩出している、業界最大手の事務所。それだけに4つの事務所の中でも審査が非常に厳しく、ダンスや歌唱力はもちろん、ビジュアルもかなり重視しているといわれています。最大手とだけあって競争率が高く、所属後はデビューに向けハードな生活を送ることになりますが、トップクラス級のKPOPアイドルを目指すことができます。

JYPエンターテイメント

オーディション番組「Nizi Project」でNiziUを世に送り出したJ.Y.Parkが代表を務める事務所。TWICEやITZYなどのグループも所属しています。オーディションでは人間性や学業が重視されるといわれているので、学校の成績が良く、個性を発揮したいという人に向いている事務所です。所属後練習生になると、レッスン費用や食費などの生活費は全て事務所が賄ってくれます。

YGエンターテイメント

BIGBANGやBLACKPINK、iKONが所属している事務所。元歌手のヤン・ヒョンソクが代表を務めています。YGエンターテイメントはKPOPアイドルだけでなく、実力派の俳優やアーティストも数多く輩出しています。オーディションは、ビジュアルよりも実力や個性が重視されます。

HYBEエンターテイメント

BTS所属の今最も急成長している事務所です。所属アーティストの数は4つの事務所の中でも少ない方ですが、独自のヒット戦略を持っており、少数精鋭の事務所というイメージがあります。これまでは男性ユニットを中心に輩出してきましたが、日本では女性も対象となっています。今後は女性ユニットの輩出も期待されています。